・ホーム>技術情報>[新しい消音技術の解説]>ガスタービンサイレンサ◎省エネ発電とその背景

新しい消音技術解説、ガスタービンサイレンサ

電気を効率良く作れば、省エネになる。
ガスタービン発電の時代が来た。

 政府の規制緩和によって、今日では電力会社でなくとも発電所をつくり、電気を売ることが可能です。コンビナートにある大工場などでは、発電に使う燃料を入手しやすく、敷地も確保できるため、効率的な発電設備をつくって自家消費し、余剰電気を売るといったビジネスが成立するようになりました。
 こうした時代の流れの中で急速に普及してきたのが、ガスタービン発電です。ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた複合サイクル発電によって高い発電効率が得られることや、小型ガスタービン発電なら装置がコンパクトで水が不要なため非常用電源として導入しやすいことなど、多くのメリットがあるからです。

省エネ発電所は、都市隣接の発電所でもある。
サイレンサの出番だ。

ガスタービン 大型ガスタービン発電施設は、より大きな省エネ効果が得られる反面、都市に隣接しているため騒音問題と背中合わせという場合が少なくありません。ガスタービン発電が大型化すれば、サイレンサも大型化することになります。しかし、遠隔地の広々とした発電所などと違って、スペースには限りがあります。騒音が外に漏れない建物にして、サイレンサを省略するという考え方もあります。でも、それでは施設内で作業する人員が騒音にさらされることになり、労働衛生上、好ましくありません。サイレンサの大型化と、スペースの有効利用という、2つの相反する条件の中で最適な解答を見つけなければならないのです。

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